テニ厨

まったくのテニス無知な親が ウィンブルドンを夢見る我が子を ふわっと見つめる ゆるゆる育児日記

片手バックハンド

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浅川コーチ(仮名)曰く
コントロールや細かな精度を要求されない
メニューの時などに少し負荷をかけることで
通常のラケットが軽く感じ、
しっかり振れるようになるのだという。

それは良い事を聞いたと思い、
さっそく他のコーチたちに
一部、別のラケットを使わせる旨を伝えたら
違う意見が出てきてしまったのである。

コーチがそれぞれに色々考え
良かれと思ってアドバイスをくれるのだ、
言われたことは全部やらなきゃいけない
(できるかどうかは別)と思っていた母、
反対意見が出てきてしまうと
どちらも無下にできないし、
どうしたらいいのか迷子になってしまっていた。


まずはやってみる。
やってみて合わなければやめればいいだけ。



指導者側からこう言われ、肩の荷が降りた。 
やりやすい、やりにくいなど
個人差が大きいスポーツなので
コーチ側もそれを見越して
色々な方向からアプローチしたり
アドバイスしてくれてるようだ。

バカみたいに間に受けて
あれもこれも全部やろうとするから
母はなかなか上達しないのかもしれない。笑 




ずうの片手バックはちょいちょい意見が分かれる所↓
 

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ずうが腑抜けになったりするから
うっかりこの話をすっとばしてしまった。笑
※海外遠征帰国直後のお話です。

 


あちらのコーチは
子供のうちからそんな重たいの使ってたら
大人になった時、何を使えばいいんだい?

 
というような事を仰ってたらしい。確かに!
実際にはもっときちんとした理由があるのだろうが
これがシンプルでわかりやすい。

考え方は人それぞれなので
どれが正解かなんてわからない。
 だが、母的には
悩みの種であるずうのラケットが
名門アカデミーのコーチに
ちょうど良いと言ってもらえたことは
間違いなく良い安心材料になった。


そして、この恵まれた日本。
ハングリー精神が育まれづらいこの豊かさこそが
世界にあと一歩届かない一因ではないかと
 柄にもなくグローバルな視点で
物思う母であった。

…エラソーにすみません。
ちなみに我が家は豊かではありませんが
ハングリー精神はあまり育っておりません。
m(__)m



悩みの種、ずうのラケット選びはこちら↓



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誤解の無いよう最初に言わせて頂くが
母はこのシステムを否定したり
批判しているわけでは決してない。
 フレキシブルに格上と練習させてもらえる
このシステムのおかげで、実際に
どんどん強くなっている子がいるからである。
要は、仮に格付けされたとしても
それをバネに変えられる子や
全く気にしない子にはなんら問題はなく、
我が家の硝子の少年には厳しかった
というだけの話なのである。

何しろずうのいるA校は一番多い時で
60名を超えるジュニアが在籍している大所帯。
我が子がどこのコートで練習しているのか
一眼でわかるこのシステムは
非常に便利なスグレモノと言えよう。 

そして大所帯ならではの良い所はやはり
練習相手に事欠かないこと。
同じカテゴリー、格上、レフティなど
ほぼほぼ網羅しているので
その気になれば
翌日の対戦相手に近いタイプと自主練
なんてことも可能。
こんな贅沢な環境があるだろうか。


…しかし反面、人が多く集まれば
合う人、合わない人など出てくるのは
自然の流れであり、
何かしら歪みも生じやすい。
上手くやっていくにはそれなりの
対人スキルやメンタルが必要だろう。

保護者の中には貼り出されるボードを
毎回写メで保存→我が子に限らず
誰が何回Aに行ったか、
どんな扱いをされているかなど
細かくチェックする輩がいたり、
子供間でも
「なぜ自分が下であいつが上なのか」
という疑問を口にしている姿をよく見る。
子供達にしてみれば
自分より年下だったり、
明らか下だと思っている相手より
(対戦して負けたとかいう明白な理由もなく)
下位扱いされてしまったら
それは相当ショックだし堪らない。
当然自信はなくなるし、
モチベーションもだだ下がりである。
また逆のパターン
(先輩に混ざってレッスンさせてもらえる)
であれば、モチベ最高潮となることであろう。

そして悲しいかな、目立たない子や
大人しいタイプは往々にして
無意識に
前者に回されてしまうのが
大所帯の常である。
実際それを理由の一つとして
辞めていった子も少なくはない。



昔はずうも小さかったし
多少キャラが目立たなくても
「片手バック」や「フェデラーネタ」で
大いに気にかけてもらえていたから
全く問題はなかった。
片手のおかげで自然に注目され、
ずうは何も考えずひたすら
上を見ているだけで良かったのである。

ずうの「片手バック」に
コーチ達の手がそれほどかからなくなると
ずうは元々の「目立たないタイプ」に戻り、
それと共に
周りが少し見えるようになってきた
年齢も手伝ってか
一番人数の多いBクラスの中で
やれ上だ下だと
テニス以外の余計なことを
考えてしまうようになったのだろう。
一部の保護者の影響か、
元々子供間でもカースト的な風潮は
あったので、年齢と共に
それが大きくなってきたとしても
不思議はない。


スクールは水物である。
優れた設備と環境、
何の問題もなくやって来たのに
子供の成長具合で
急に歯車がかみ合わなくなってしまう。

一人で行かせず
以前のようにレッスンに付き添っていたら
ずうの異変に
もっと早く気づけただろうか。
いや気づけたからと言って
何か出来たとも思えないが、
せめて原因がわかっていれば
谷底に突き落としたりしなかったのになぁ…
(T^T)


カースト的な匂いを感じる出来事はこちら↓

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ずうにしてみれば
①妥協しないこのコーチが
上手くなったと言ってくれた。
②周りの人も褒めてくれている。
③実際のマッチ練習でも圧倒できる。
→確かに手応えがあるのにどうして?
ということなのだろう。

因みにずうは試合に出た時、
些細な事で萎えたりイラつく事はあっても
ガチガチに緊張する事はほとんどなく、
負ける理由なんて簡単に言ってしまえば
「それ以上に相手が強いから」なのだが
やる気が微妙なこのタイミング、
ヘタな事は言えない。笑

ただ、こういった疑問を持つ事や
イキイキと楽しそうにボールを追う姿を見ると
やっぱりテニスが好きなんだなぁ
と思えてしまい、
母の悩みも深くなる一方である。
orz


昔から変わらぬ自信のつけ方↓


萎えるずうはこちら↓


イライラずうはこちら↓
 

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遠征で成長したのか、
それとも単にギャラリーがいて
ノリノリになってるだけなのか。
どちらにせよ
タフと思しき次の試合で
真価が問われることであろう。

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