テニ厨

まったくのテニス無知な親が ウィンブルドンを夢見る我が子を ふわっと見つめる ゆるゆる育児日記

ずうの家族

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ずうに緊張が伝わるといけないので
必死でいつも通りを演じていたのだが 
実は自分の受験の時より数十倍緊張していた。
いや緊張とも少し違う
所謂、心ここに在らずという状態か。

試験中に保護者が待機できる部屋は
毎年用意されていたのだが、この年は
コロナのため急遽廃止されてしまった。
ずうを無事試験会場に送り届けさえすれば
一息つけると思っていた母、
まさかの事態に動揺が隠せなかった。
やっとの思いでたどり着いたのに
更に往復1時間、混めば3時間の道程など
無事に運転しきる自信がない。

母の動揺っぷりを察知したS中の先生は
こそっと図書室に通してくれた。
他にも誰か来るかと思っていたが
結局ここで待機した保護者は母1人。
自分のヘタレっぷりが
ほとほと嫌になったorz



ヘタレな母はこちら↓




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ぶっちゃけ、こんなに勉強したのは
ずう史上・母史上共に初めてである。
母は今までずっと
「生きてく上で公式とか必要ないじゃん」と
思っていたが、まさかの
こんなところで必要になるとは。。。orz

その昔、頭が拒絶反応を起こしてしまい、
ちっとも頭に入ってこなかった算数だったが、
今はネットや動画など、
楽しく、わかりやすく説明してくれる
コンテンツが山ほどあり、
やってみればそこそこ理解できたりして、
しかも一つわかるとその次の問題にも
チャレンジしたくなったり。。。(←単純)

当時の母ももう少し勉強というものに
面白さを見出せていれば
多少違った人生だったかもしれないと
楽しそうに問題を解くずうを見て
ムダな空想に耽る母である。



勉強が必要となった状況はこちら↓
 

497
我々が帰ったあと、
おばあちゃんは千羽鶴と一緒に
写真を撮ってほしいと言ったそうで
後日、はなちゃんは
大事そうに千羽鶴を胸に抱いた
おばあちゃんの写真を見せてくれた。 

この千羽鶴は
ずうからおばあちゃんへの思いだけでなく
いろんな人の、いろんな思いやりが
結集して形となったもの。
なにやら良いパワーがあるのかもしれない。
おばあちゃんはこの後も
「次は合格発表」「次はバレンタイン」と
先の楽しみを見つけて過ごし、
もう緩和ケア病棟を
追い出されそうな勢いだったそうな…?笑


※この4話についてはマスクを省略しましたが
実際には院内等厳重にマスク着用を
呼びかけられていました。
 


少し日にちが空いてしまったので、
ここまでのお話はこちら↓




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長女気質か、持って生まれた性質か
スイッチが入った時の
はなちゃんの馬力は半端ない。

はなちゃんを筆頭に
パパやちゅみ、TちゃんDちゃんなどなど
みんなが協力してくれた千羽鶴。
そこで気になったのは
果たしてこの亜種を折ったのは
誰だったのだろう?ということ。
折り紙の種類や
折っていた状況から推測するに
モアイ君ではなかろうかというところで
話は落ち着いた。笑



いつも味方のはなちゃんです↓
 

495
そう言えば、読み聞かせた本の中に
千羽鶴が出てきたお話があった。

病気のおばあちゃんに何かしてあげたい→
そうだ、こういう時は千羽鶴だ!

とまあ、ここまでは良いのだが
問題はタイミング。本当なら
一番勉強に集中してほしい時期なのだが
おばあちゃんの体調を思うと
入試が終わってからとか
そんな悠長なことも言ってられない。
かと言って作るなって言うのも違うし…

あと怖いのは、考えたくはないけれど
万一間に合わなかった場合、
ずうがどれほどのショックを受けるだろうか
ということである。

母もさることながら
おばあちゃんの世話をしている嫁であり
ずうの伯母でもあるはなちゃんは
それ以上に思うところがありそうである。
(○′I`)。oO

 

おじいちゃんに報告できた試合はこちら↓




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