
この惨状を見て、少し前にずうが
「今日ね、教室の窓が割れたんだよ」
と話していたことを思い出した。
私服だから一応小学校に見えるが
学生服を着ていたら
まるで学園ドラマの荒んだ教室である。
大声でふざけたりおしゃべりは当たり前、
普通に立ち歩き教室を出ていく子、
窓辺に腰掛けてふざけている子、
教科書をハサミで切り刻む子、
昼寝する子等々…
更に1回の実験でメスシリンダーが2本も割れ、
割った子は知らん顔という有様である。
学校側は人手が足りず
時間に余裕のある保護者にパトロールを
依頼してきたのだが、
これら全てが保護者が見ている中で
繰り広げられているのだから尋常ではない。
保護者がいない時は
いったいどんな状態なのか…?
約半年に渡り
授業が成り立っていないのだから
まともな教育を受けられていないのは
火を見るより明らかだった。
ずうだって
母にプリントを出してなかったり
忘れ物をしたりしているはずなのだが
そんなもん、この状況下では
「良い子」に属してしまう。
とりあえず静かにしている子は
注意を受けたり叱られることがなく、
それと同時に
義務や権利、責任などといったものを
学ぶチャンスを失っているのだ。
思えばこの学年は
入学した時から席に座っていられない子が
何人もいて、担任の先生以外に
サポートの先生が1〜2人ついていた。
進級と共に落ち着いたものと思っていたが
ここへ来て爆発したようである。
これでは宿題が無くても不思議はない苦笑;
学校で同級生にからかわれていた時期もありました↓
可愛くて一生懸命な先生なんですけど(;o;)↓