テニ厨

まったくのテニス無知な親が ウィンブルドンを夢見る我が子を ふわっと見つめる ゆるゆる育児日記

レッスン

473
ぶっちゃけ1セットマッチが終わる頃は
ほぼレッスンが終わる時刻に
計算されているわけだが、子供的には
仲間の手前、負けて退場というのは
どうしてもしたくないのであろう。
ずうの様子を見ていると、いつもの試合で
ちょうど年下の選手と当たった時くらいの
プレッシャーがかかっているのがよくわかる。

いつも井野コーチのかける言葉が
プレッシャーとして正しく機能していたり
大きな自信や励みとなったりするのは
そこに子供達との信頼関係があり、 
テニスがもっとやりたい、上手くなりたいと
子供達が思っている(思わせている)
ベースが出来ているからに他ならない。

この超実践に即した夢中になれるレッスン。
ずうももっと早くから
こんなレッスンを受けていたらと
つい思ってしまう反面、
今まで恵まれた設備で育ってきたベースが
ずうにあったからこそ、たった半年で
結果が見えてきたのかもしれないとも思う。

いずれにしろこのコーチ、
ずうを秒で手懐けたことといい
児童心理学でも学んできたのか、
人たらしならぬ子供たらしなのは
間違いなさそうである。笑



改めて、井野コーチってこんな人↓
 

472
まーー見るからにしんどい。
お互い、どんな球が返ってこようと
相手をよく見て、打ちやすい場所へ
打ちやすいボールを
返し続けなければならないのだ。

だが、どんな相手とでも
長いラリーができるということは
大事な技術であり、武器である。

ヨーロッパ遠征中はせいぜい50回、
その半年後くらいでも80回くらいが
やっとだったロングラリー。
(片手バックが足枷に笑)
ここで徹底的に鍛えられたおかげで
チャンスが来る前にミスっていたずうが
攻めるチャンスが来るまで
辛抱強くラリー戦に付き合うことが
できるようになってきたのである。
これは間違いなく
ずうがオールラウンダーになるためには
決定的に欠けていた技術だったのだ。

…ちなみに、これら全てが
強風のコートで行われているということも
より効果を上げている一つの要因であろう。
ビュー彡ฅ^•ω•^ฅ彡ビュー


80回がやっとだった頃のずう↓ 

強風のコートはこちら↓

471
単なる的当てやミニゲームなら
もちろん今までにも随分やってきた。
だが、ほんの少しの工夫で
こんなにも集中力が変わるのかと驚いた。

まずポイントが付き、競争となれば
当然集中力が増すのは想像がつく。
母が素晴らしいと感じたのは
さらにもう一歩突っ込んだ、
的の作り方やルールである。

例えば大きなコーンや積み上げたカゴ、
逆向きに重ねたコーンなどは
子供の球がちょっと当たっても倒れない。
さてどこを狙えば倒せるか、
自分の手応えと仲間の打った球とを
検証しながら、自然と考え
ピンポイントで狙っていくことになる。

更に
当たったらワーイで終わりではなく
頭の中でそのポイントをカウントしながら
続けて次のメニューをこなしていく。
これもカウントをしっかり把握しながら
試合を進めるのに役立つのであろう。

そしてもう一つ、
ずうの場合ここでは最上級生なので
勝負となれば試合ほどではないにせよ、
メンタルも微妙に鍛えられるわけである。

 …全ては少人数のなせる技なのだろうか?
(゚Д゚)


嬉しいごほうびはこちら↓


470
C校に強い子が多いのは知っていたけど
草トーレベルとはいえ、ずうにまで
こんなに早く結果を出させてくれるなんて
正直驚きというか
信じられない気持ちでいっぱいである。

以前の練習時間は
1回3時間×6日=18時間/1週間。※B校を除く
雨でも室内コートで練習できたし、
一人当たりのコート使用面積だって
どう考えても今より格段に広かった。
現在は
C校1回90分×2日+B校3時間×1日
=6時間/1週間
雨ならもちろん練習は中止なので
単純に1/3以下しか練習していないのである。
そんな状況にもかかわらず、たった半年で
1コケだったずうがコンスタントに
優勝・準優勝を繰り返すようになるとは、
C校の何がそんなに違うのだろうか?

アップのラリーから始まり、ミニゲーム、
多種多様な球出し、ラリー練習、
スペインドリル、サーブ、トレーニング等々
6年間に渡り様々なコーチによる
たくさんのメニューを見てきた母が
C校でとても新鮮に感じた事や感心した事、
ずうには効果的だったと思われる事などを
忘れないよう、少し綴っておきたいと思う。
カキカキ.....φ(๑╹ω╹๑ )


C校、基本の凝縮っぷりはこちら↓ 

440
「ぶっちゃけC校の子は皆サーブ上手くないです」

サーブ練を個々の自主性に委ねることは
コーチにとって間違いなく苦渋の決断だった。
たった一時間半のレッスン、
ギリギリまで無駄を省いて有効活用しているのは
嫌と言うほどわかっているし、
無論口出しする気など微塵もない。

ずうのスタッツを見せることは、意に反して
コーチのやり方に物申すことになりはしないかと
一瞬躊躇したのだが、母の心配をよそに
数字になって現れるととても参考になると
サーブ以外のデータも興味深げに見てくれた。

思えばA校にいた頃は、3時間のレッスンのうち
約30分はサーブ練習に充てられていた。
ほぼ毎日30分も打っていれば
そりゃー入る確率も良かったわけだと
贅沢だったことを新たにもう一つ
気づいた母である。
(○′I`)。oO


この時つけ始めたスタッツは今や膨大なデータに↓


サーブを磨いていた(?)ずうはこちら↓


元デ杯の監督さんお墨付きのサーブ笑↓

このページのトップヘ