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エントリーしている夏の試合は
グレードの高い試合も混ざっていて
今のずうのレベルを考えると
少し厳しい条件かもしれない。
そもそもテニスというのは
相手がいるスポーツであり、
仮に自分が必死で頑張ったとしても
ランニングや水泳のように
自己記録更新という結果には
必ずしもならないからである。

だが何が起こるかわからないのもテニス、
絶対無理というものでもないはず。
本当にテニスが好きで続けたいなら
どうにかしてやるという
ずうの意地を見せてほしいのだ。

目指すのが当たり前と思ってやってきた
××ジュニアではあるが、
極論を言ってしまえば
今回、それは口実でしかなく
要はやる気さえ戻ってくれれば
出場の可否なんて、母的には
どうでも良いと言っても過言ではない。

そしてもうひとつ、
ずうは母のこの漫画を通して
自分を応援してくださる方々がいるのを
知っていて、もし辞めてしまったら
そういう方々にも申し訳ない
という気持ちも持っているようである。

さあ「やべっ」となれ、ずう! 
(「`・д・)「ガオオォ