テニ厨

まったくのテニス無知な親が ウィンブルドンを夢見る我が子を ふわっと見つめる ゆるゆる育児日記

2022年03月

388
テニスコーチから
「テニスの時間を減らして」
なんて普通ならびっくりである。
だが実際にずうと寝食を共にした
他川コーチだからこそ
何か感じることがあったのだろう。

レジェンドにこう言われて
母は目から鱗、というか
足下が見えてなかったような気がした。
ポイントなんかより…というか
言ったらテニスよりももっと大切な事が
ほったらかしになっていたのだ。

「もっとテニスやりたい」と
言われるがままにレッスンを増やし、
ある時からスクールの規定が
“一律で月24回レッスン受け放題”と変わり
それからというもの、
ケガでもしなければ
テニスをしない日はほとんどなかった。
ずうも「行きたくない」とは言わず
もう毎日通うのが当たり前だったのだ。

ランキングもゴールデンエイジも関係ない、
もっともっとシンプルに
ずうの為に本当に必要なことは何か
もう一度考え直すことにした。


寝食を共にしていたレジェンドはこちら↓

レジェンドはずうの内面にも着目していた↓

もっとテニスやりたいずう(小2)はこちら↓

そいや昔(小3)一瞬やめたくなった事はありました↓
 

387
毎日無料で30分の補講だなんて
なんとも嬉しいサービスである。

だが、子供的にはどうなのだろう。
3時間のレッスンを終えた後なんて
疲れているだろうし、お腹も空いている。
たまには友達同士で楽しいお遊びテニスを
したいかもしれない。

親的には
小学生同士の半分遊びのような自主練よりも
コーチが付いて教えてくれる補講の方が
絶対良いに決まっているし、
だいたいこの補講に出ると出ないとでは
一週間(30分×6日)で3時間、
一ヶ月で12時間もの差が付くのである。

無理やり参加させるのは意に反するし
他の子と比べてはいけないとわかっていても
もう二度とはない
期限付きの「ゴールデンエイジ」は
親を悩ませ、狂わせるのである。
o(>_< *)(* >_<)oジタバタ



自主練を断る日もありました笑↓

386
やはりカリスマコーチ、伊達ではない。
ご自身の経験はもちろん
今まで数多の選手を見てきただけあって、
まとまりのない母の話に対し
瞬時にシンプルで明確な回答を
出してくださった。

勝敗のバランスが選手にとって
それほどデリケートで
大事なものとは知らなかった。
選手経験のない母には
想像することもできなかった。
そりゃ負けるより勝った方が
気持ちが良いことくらいはわかるけど
ずうだってたまには勝つし、負けたって
良かった所を見つけてあげれば良いと
思っていたのだ。

とにかくポイント!!といった雰囲気の中、
ド素人の母は単純に
グレードの高い試合に出た方が
同じ1コケでも
ポイントが多くもらえるんだから
そっちの方がお得じゃん♪
と考えていたのである。
大会のグレードの差なんて
実際にはどの選手に当たるかなんだし
ある程度は運次第だと思っていた。
無知は怖い。
母の安易な試合の組み方は
ずうのやる気を削ぐ
一端を担っていたようである。

そういえば昔、石田コーチに
「勝てる試合に出してあげて下さい」
と言われたのをふと思い出した。
そういう意味だったのかと
瓦礫をかき分け、屋台骨を修復しながら
一人静かに噛み締める母であった。

でもさ、“勝てる試合”ってどこにあるのかな…
( ;∀;)


当時、石田コーチが選んでくれた
“勝てる試合”?はこち
ら↓ 









屋台骨って何のこと?な方はこちら↓


負けても
良かった所を見つけてあげると…笑↓ 

385
身も蓋もないとはこの事である。
堅実というか、ある意味
的確な判断かもしれないが
今まさにサポートしている立場としては
コーチの口から
(しかもこのタイミングで)
聞きたくなかった話である。
orz

とはいえお酒の席だし
「とどめ」は言い過ぎだけど
なんだか力が抜けたのは事実、ですな笑


現実的すぎるのもさみしいけれど
夢ってどこまで追えば良いのだろう?↓

 

384
…お気づきかもしれないが、
公認大会に於いて
海外遠征から帰った直後の1試合以外
ずうは一つも勝てていないのである。
そのことは本人が一番、
痛いほどわかっているからこそ
確認するまでもなく
××ジュニアになんか出られるはずがない、
ぶっちゃけ見たくもない、
という所なのだろう。

確かに結果的にはその通りだし
確認するということは
傷口に塩を塗るようなことかもしれないけれど
一応グレードの高い大会にも出たし
BYやW.O.も含め、
一年間頑張ってきた結果を
きちんと受け止めなければ
やってる意味がないではないか。

母的にはエイジアップのショックもあり
少々自分勝手かもしれないが
一緒に頑張ってきた同志として
悔しいとか来年こそはとか、何でもいいから
ずうに何か選手らしいリアクションを
求めていたのである。
orz


今季唯一勝てた試合はこちら↓


全滅だったけど、こうして振り返ってみると
ずうなりに成長してる(笑)↓












このページのトップヘ